Family Game Park

レトロから最新まで、子供や親子が安心して楽しめるゲームをご紹介。

子供の知育にも役立つ名作アクション「ワギャンランド」

今回紹介するゲームは、1989年にナムコが発売した、ファミリーコンピューター用ソフト「ワギャンランド」だ。

声で敵をマヒさせて突き進む横スクロールアクション

本作のジャンルは横方向へと進む横スクロールアクションとなっており、プレイヤーはワギャンという不思議な生き物を操作して、自分たちの島を征服したドクターデビルを倒し、島を征服から解き放ち、囚われた仲間を救い出すために奮闘する事となる。

本作では基本的に敵をやっつけるという事はせず、ワギャンが口から発する”音波砲”で敵を一時的にマヒさせて回避していくというのが、本作をクリアしていく上での基本スタイルとなる。

この音波砲でマヒさせた敵は上に乗る事ができるので、通常のジャンプでは届かない場所などはマヒさせた敵を足場にして登るといった事も可能だ。

また、ワギャンの音波砲はステージ上に落ちているアイテム”ワギャナイザー”を取る事によって3段階強化させる事が出来る。音波砲は強化するほど敵をマヒさせる時間が長くなり、攻撃範囲も広くなるので、出来るだけ強化状態を保たせることがクリアに重要となってくる。

3段階強化した状態で更にワギャナイザーを取ると、音波砲の強化は失われるものの、一定時間無敵状態となって敵をはじき飛ばすことも可能だ。音波砲の強化が失われるというのはイタイところだが、クリアが困難な場所などを無敵状態となって一気に駆け抜けるという戦法もありだろう。要は使いどころが重要ということだ。

柔軟な頭が決め手となるボス戦

次に本作の特徴の一つでもあるボス戦について説明しよう。本作のボス戦は他のアクションゲームと違って、パネルを使った”神経衰弱”や”しりとり”といった頭脳勝負で対決する事になる。

これが非常に面白く、特にしりとりは、同じメガネの絵が描かれたパネルでも、「め」が頭につくもので選んだ場合には「めがね」として相手に返すことが出来るほか、「ろ」が頭につくもので選んだ場合には「老眼鏡」として相手に返すことも出来るというように、一つの絵柄で複数の意味を持たせられるのが特徴的だ。それこそ、柔軟な発想で特殊な返し方をすれば、全てのパネルを使うことなく圧勝する事も出来る。

また、神経衰弱も並びに一定の法則性がもたせてあり、パターンを早く見つけ出せれば、相手に一枚も取らせず勝利するという気持ちいい勝ち方も出来るようになっている。

こうしたアクションが苦手な人でも、頭脳戦が苦手な人でもクリアできるようになっている点も本作の素晴らしいところだ。

子供やファミリーに優しく、知育要素も備えた名作アクションゲーム

本作は敵を無暗に倒したりはしないので、子供やファミリーにも打ってつけのゲームと言える。それに、ボス戦では子供の柔軟な発想や記憶力を鍛え、法則性を見抜く能力を高めるという知育要素も備えており、知育ゲームとしても非常に素晴らしい一面を持っている。そんな本作は、カートリッジでの販売以外にも、任天堂のバーチャルコンソールでも配信されているので、ぜひ家族そろってプレイしてみて欲しい。