Family Game Park

レトロから最新まで、子供や親子が安心して楽しめるゲームをご紹介。

タマゴで挟んで大量消し!「ヨッシーのたまご」

本日紹介するゲームは、1991年に任天堂から発売された、ファミリーコンピューター用ソフト「ヨッシーのたまご」だ。

マリオキャラクターが登場する落ちモノ系パズルゲーム

本作のジャンルは、いわゆる”落ちモノ系パズル”にあたる。プレイヤーは、一人でプレイする場合には二種類あるゲームモードから一つを選び、ゲームスピードやゲーム開始時の難易度、BGMなどを選んでゲームを開始する事となる。

基本的なルールは、4つの列の最下部に一つずつ計4つの土台が並べられており、それぞれの列の上からクリボーやゲッソーなどマリオシリーズではお馴染みの敵キャラクターが降ってくるので、プレイヤーはマリオを操作して土台を左右に入れ替え、落ちてきた敵キャラクターを揃えて消していくというもの。

敵キャラクターは同じものを二つ揃えるだけで消せるようになっているので、落ちモノ系パズルが苦手という人でもプレイできる優しいルールとなっている。

敵キャラを卵で挟んで、高得点をゲット

また、本作には、タイトル通りヨッシーの卵が敵キャラクターに混じって降ってくることがある。ヨッシーの卵は上下に二分割された状態で降ってくる。卵の殻の上部分と下部分が別々に降ってくるのだ。それらを上下揃えるとヨッシーが生まれ、高得点を得ることが出来る。このヨッシーの卵は、卵の下部分と上部分の間に敵キャラクターをサンドウィッチのように挟み込むことも出来る。より多くの敵を挟み込んだ方が、より大きなヨッシーが生まれ、より一層高得点がもらえるという仕組みだ。

このヨッシーの卵で敵を挟み込むのがなかなかに気持ちよく、ついつい多くの敵を挟もうと欲張ってしまい、ゲームオーバーになってしまう事もある。

豊富なゲームモード。対戦は白熱必至

一人プレイ時のゲームモードには、AタイプとBタイプがある。Aタイプは最近のゲームで言うところのサバイバルモードだ。プレイ時間などに応じて難易度レベルが上昇していくため、プレイ時間が長くなるほど継続が難しくなっていく。

対するBタイプは、ゲーム開始時に積まれた敵キャラクターを全て消すとクリアとなり、より難しくなったステージに次々と挑戦していくステージクリア型のモードとなっている。

本作は、落ちモノ系パズルには不可欠な二人対戦モードも備えている。対戦モードでは、ヨッシーの卵で多くの敵を挟み込み、より大きなヨッシーを生まれさせるほど、対戦相手に大量の敵キャラ送り込めるという仕組みになっている。そのため、互いにヨッシーの卵を作り合って敵キャラの雨を降らし合う、ヨッシーの卵合戦になることは必至だ。

しかし、敵キャラを多く挟み込めば対戦相手により多くのダメージを与えられる事が分かっているので、敵キャラを可能な限り卵の間に溜め込もうとするものの、対戦相手からも大量の敵が送り込まれてくるので、どの程度まで溜めるかの見極めどころが難しく、しかも運よく卵の上半分が落ちてきてくれなかったりもするので、とてもエキサイティングな対戦が楽しめるようになっている。

任天堂ならではの良作パズルゲーム

非常にシンプルなルールやシステムでありながら、ここまでエキサイトできるパズルゲームに仕上げてくるあたりが、さすがは任天堂と言えるだろう。そんな本作は、カートリッジによる販売以外に、バーチャルコンソールでも配信されているので、是非とも友達や家族でプレイしてみよう。対戦は盛り上がること間違いなしだ。

子供の知育にも役立つ名作アクション「ワギャンランド」

今回紹介するゲームは、1989年にナムコが発売した、ファミリーコンピューター用ソフト「ワギャンランド」だ。

声で敵をマヒさせて突き進む横スクロールアクション

本作のジャンルは横方向へと進む横スクロールアクションとなっており、プレイヤーはワギャンという不思議な生き物を操作して、自分たちの島を征服したドクターデビルを倒し、島を征服から解き放ち、囚われた仲間を救い出すために奮闘する事となる。

本作では基本的に敵をやっつけるという事はせず、ワギャンが口から発する”音波砲”で敵を一時的にマヒさせて回避していくというのが、本作をクリアしていく上での基本スタイルとなる。

この音波砲でマヒさせた敵は上に乗る事ができるので、通常のジャンプでは届かない場所などはマヒさせた敵を足場にして登るといった事も可能だ。

また、ワギャンの音波砲はステージ上に落ちているアイテム”ワギャナイザー”を取る事によって3段階強化させる事が出来る。音波砲は強化するほど敵をマヒさせる時間が長くなり、攻撃範囲も広くなるので、出来るだけ強化状態を保たせることがクリアに重要となってくる。

3段階強化した状態で更にワギャナイザーを取ると、音波砲の強化は失われるものの、一定時間無敵状態となって敵をはじき飛ばすことも可能だ。音波砲の強化が失われるというのはイタイところだが、クリアが困難な場所などを無敵状態となって一気に駆け抜けるという戦法もありだろう。要は使いどころが重要ということだ。

柔軟な頭が決め手となるボス戦

次に本作の特徴の一つでもあるボス戦について説明しよう。本作のボス戦は他のアクションゲームと違って、パネルを使った”神経衰弱”や”しりとり”といった頭脳勝負で対決する事になる。

これが非常に面白く、特にしりとりは、同じメガネの絵が描かれたパネルでも、「め」が頭につくもので選んだ場合には「めがね」として相手に返すことが出来るほか、「ろ」が頭につくもので選んだ場合には「老眼鏡」として相手に返すことも出来るというように、一つの絵柄で複数の意味を持たせられるのが特徴的だ。それこそ、柔軟な発想で特殊な返し方をすれば、全てのパネルを使うことなく圧勝する事も出来る。

また、神経衰弱も並びに一定の法則性がもたせてあり、パターンを早く見つけ出せれば、相手に一枚も取らせず勝利するという気持ちいい勝ち方も出来るようになっている。

こうしたアクションが苦手な人でも、頭脳戦が苦手な人でもクリアできるようになっている点も本作の素晴らしいところだ。

子供やファミリーに優しく、知育要素も備えた名作アクションゲーム

本作は敵を無暗に倒したりはしないので、子供やファミリーにも打ってつけのゲームと言える。それに、ボス戦では子供の柔軟な発想や記憶力を鍛え、法則性を見抜く能力を高めるという知育要素も備えており、知育ゲームとしても非常に素晴らしい一面を持っている。そんな本作は、カートリッジでの販売以外にも、任天堂のバーチャルコンソールでも配信されているので、ぜひ家族そろってプレイしてみて欲しい。

ドラキュラのおぼっちゃまが世界を救う「超魔界大戦!どらぼっちゃん」

本日紹介するゲームは、1993年にナグザットから発売された、スーパーファミコン用ソフト「超魔界大戦!どらぼっちゃん」だ。

ドラキラヤの王子どらぼっちゃんとなって、オオワルサーの野望を打ち砕け!

本作のジャンルはアクションRPG。プレイヤーはドラキュラの子供であるドラキラヤの王子”どらぼっちゃん”を操作して、魔界征服をたくらむオオワルサーをこらしめに行くのが目的となる。

本作の視点は、日本のアクションRPGの王道でもあるトップビュー。世界やキャラクターはポップな感じに描かれており、女性でも男性でも好感を抱くようなグラフィックとなっている。

そんな本作の主人公であるどらぼっちゃんは、赤いマントに青い帽子をかぶったドラキュラの子供。通常攻撃は体を高速回転させてのマントによる近接攻撃のほか、通常攻撃ボタンを長押しする事で、頭にかぶった帽子を敵に投げつけて、遠距離攻撃する事も出来る。ただし、マントによる回転攻撃は連打し過ぎると目を回して一時的に行動不能となってしまったり、帽子を飛ばす攻撃も帽子が飛んでいる間は無防備になってしまうので、使いどころが重要となってくる。

遠距離攻撃用の帽子は、道中で手に入れたお金を使って、より強力なものに買い替える事も可能だ。

特殊効果を持ったカードの使いどころがキモ

その他、本作のバトルで特徴的なのはカードアイテムの導入だ。本作では街にあるカードマシンからカードを買う事ができる。それらカードは回復効果や敵を状態異常にさせるもの、敵にダメージを負わせるものなど、特殊な効果を持っており、それらを使う事が攻略のカギとなってくる。これらのカードは一度使うとなくなってしまうので、どこで使うのかが重要となってくるのは言うまでもないだろう。中には希少価値が高いモノもあるため、コレクター気質な人は、カードを集めるだけでも楽しいかもしれない。

ポップでキャッチーな音楽も魅力の一つ

本作は優れた音楽も特徴の一つだと言えるだろう。ポップで可愛らしい音楽から、ボス戦のキャッチーな戦闘曲まで、実は隠れた名曲が多い。特にボス戦のBGMは、是非とも実際のプレイの中で聞いて欲しい一曲だ。

絶妙に調整された難易度で、子供から大人まで楽しめる名作アクションRPG

本作は優れたグラフィック、優れた音楽と、極めて絶妙に調整された難易度で、子供から大人まで幅広く楽しめるアクションRPG作品となっている。バーチャルコンソールでの配信はされていないが、スーパーファミコンソフトを遊べる機器を持っている人は、ぜひプレイしてみて欲しい。アクションRPGにあまり慣れていない女性プレイヤーや子供には特にオススメしたい、スーパーファミコン時代の隠れた名作だ。